教育というのは読んで字のごとく、教えて育てることですが、その内容もいろいろあります。
勉強、スポーツ等の他に人間としての生き方についての教育もあります。
しかし、人間というのは親からの遺伝や育ってきた生活環境、周りの友人等の影響を受けやすいようです。
たとえば、ドラマや映画等を見て、その内容に感動して涙を流したり、自分の生き方を主人公のように変えていこうと真剣に考える人もいます。
しかし、そういう人とは反対に、ドラマや映画を作り物としてしか見ず、感動することもなく、冷めた目で見ている人も少なからずいるのも事実です。
人間としての生き方を説く際、感動する人と冷めた人に同じように教え込もうとしてもそこには無理があります。
また人間には、言わなくても自分で理解して分かる人もいれば、言って初めて分かる人、あるいは言っても分からない人、最初から分かろうとしない人がいます。
いろんなことを理解させるのが教育なのかも知れませんが、相手によってその手法は変えるのが妥当のようです。